釜石市議会 2022-03-09 03月09日-03号
平成29年9月、岩手県唯一のガントリークレーンが運転稼働を開始したのを機に、韓国の船会社である南星海運の外貿コンテナ定期航路が開設され、右肩上がりでコンテナ取扱い量が伸び、令和元年には1万TEUに僅かに及ばないものの、岩手県の過去最高記録となる9292TEUを記録しました。
平成29年9月、岩手県唯一のガントリークレーンが運転稼働を開始したのを機に、韓国の船会社である南星海運の外貿コンテナ定期航路が開設され、右肩上がりでコンテナ取扱い量が伸び、令和元年には1万TEUに僅かに及ばないものの、岩手県の過去最高記録となる9292TEUを記録しました。
その結果、激化する自治体間競争の中にあっても、国際フィーダーコンテナ定期航路及び震災以降県内唯一となる外貿コンテナ定期航路の開設と、これにより増加を続ける利用企業数及びコンテナ貨物取扱量など、相応な一時的効果が現れているものと捉えております。
次に、コンテナ取扱量の見通しと将来的に目標としている量についての御質問ですが、県下初のコンテナ定期航路は、平成10年度に宮古港に開設された国際フィーダーコンテナ定期航路で、平成19年度には大船渡港に外貿コンテナ定期航路が開設され、両港に挟まれた釜石港は、コンテナ定期航路が開設されぬまま、東日本大震災により港湾施設が大きな被害を受けました。
岩手県下初のコンテナ定期航路は、平成10年度に宮古港に開設された国際フィーダーコンテナ定期航路で、それから9年後の平成19年度には、大船渡港にも外貿コンテナ定期航路が開設されております。両港に挟まれた釜石港にコンテナ定期航路が開設されたのは、東日本大震災以降となる平成23年度で、県内で最も遅い開設となりました。
大船渡港における実入りコンテナ貨物の取扱量は、外貿コンテナ定期航路においては、平成22年度の1,760TEUであったのに対し、現在の国際フィーダーコンテナ定期航路では航路開設時の平成25年度は9月末から3月末までの6か月間で241TEU、平成26年度は1,196TEU、平成30年度は2,005TEUと増え続け、令和元年度は4月から2月末までの11か月間で2,644TEUと過去最高の取扱量となっております
当市の優位性は、復興道路及び復興支援道路の結節点に位置している地域的な点、岩手県内唯一のガントリークレーンを有し、外貿コンテナ定期航路が開始されている港湾機能がある点。岩手大学農学部食料生産環境学科水産システム学コース及び大学院総合科学研究科地域創生専攻による三陸水産業の復興を担う人材育成等であると答弁でした。3つのポテンシャルは、現在どのような効果を発揮しているのか伺いたい。
釜石港のコンテナ物流情勢は、平成29年9月に県下初となるガントリークレーンが供用開始となり、大型化が進む国際フィーダーコンテナ船や外貿コンテナ船への対応が可能となったことに加え、同年11月には、上海港、釜山港などと釜石港を直接結ぶ、外貿コンテナ定期航路が開設され、コンテナ航路の拡充といった利便性の向上によって、釜石港の利用が急激に増加しております。
初めに、南星海運が運航する外貿コンテナ定期航路開設から1年が経過した中で、どのような実績、経済効果があったか、また、本年3月の市議会定例会において、国際フィーダーコンテナ定期航路と外貿コンテナ定期航路は、サービスエリアの違いから両者存続可能であるとの答弁があったが、そのことに関連する昨今の情勢についてとの御質問でございます。
現在釜石港では、ガントリークレーンの供用開始、外貿コンテナ定期航路の開設、復興支援道路の整備も相まって、コンテナ物流は急激な上昇基調を続けております。公共埠頭における埠頭用地は約8ヘクタールございますが、コンテナヤードとして利用しているのは約5ヘクタールとなってございまして、埠頭用地のほとんどをコンテナヤードが占めている状況となってございます。
次に、航行船舶の重量・バランス調整のために取り込む海水の排水処理に関する御質問ですが、東日本大震災以降、躍進を続ける釜石港のコンテナ物流情勢ですが、国際フィーダーコンテナ定期航路に投入されております内航船、外貿コンテナ定期航路に投入されております外航船はもとより、石油、石炭、鉄鋼、穀物を輸送するための一般貨物船も含めて、多くの内航船、外航船が釜石港に寄港しております。
これらのことから、大船渡港においては、平成19年に県内初となる大船渡港と釜山港を結ぶ外貿コンテナ定期航路を開設し、貨物量も着実に増加傾向にありましたが、東日本大震災により港湾施設が大きく被災したことなどにより、当該航路は休止となったところであります。
物流の側面におきましては、釜石港が国際フィーダーコンテナ定期航路の開設を契機にコンテナ物流が上昇基調を続けており、昨年には待望であったガントリークレーンが供用され、さらに、国際ハブポートである釜山港等と釜石港を直接結ぶ外貿コンテナ定期航路が開設されたことで、釜石港の利便性が一層向上し、一般貨物コンテナ取り扱い量が大きく伸び、国際流通拠点化が着々と進展している状況にあります。
しかしながら、釜石港は、震災を契機に悲願の国際フィーダーコンテナ定期航路が開設されて以降、国際フィーダー航路の2社サービス体制化、リーファーコンセントの増設、ガントリークレーンの稼働、外貿コンテナ定期航路の開設といったように、国際貿易機能が着々と備わりつつあり、高速交通網の結節点かつ海の向こうに活路を見出す十字路へとかじが切られている現状を踏まえれば、県内陸部、ひいては全県的な国際貿易港としての役割
大型化が進むコンテナ船、増加するコンテナ貨物に的確に対応するため、昨年9月、釜石港に県下初のガントリークレーンが整備され、11月には釜石港と上海、寧波、釜山をダイレクトで結ぶ、外貿コンテナ定期航路も開設されました。
あと、天候に左右されずに、それぞれの港に定時に寄港し、荷役をおえて出港するという時間的な制約が厳しいという、そういう外貿コンテナ定期航路の定時性の確保という観点も求められます。これの観点から補助の必要性があるものと認識してございます。 ○議長(佐々木義昭君) 平野弘之君。 ◆8番(平野弘之君) その必要性というのはよくわかりました。
当市では、こうしたポートセールスと同時に、釜石港の発展を確かなものとする上で必須となる外貿コンテナ定期航路の開設に向け、コンテナ船社と長期的に折衝を続けてまいりました。
来月には、外貿コンテナ定期航路が開設される予定となっており、既存の2船社による国際フィーダーサービスに加え、海外直行便であるダイレクトサービスの開始によって、釜石港の利便性が飛躍的に向上するものと認識をしております。
次に、ガントリークレーン整備後、韓国系コンテナ船社の南星海運、通称ナムスンが、外貿コンテナ定期航路を開設した場合、既に釜石港で輸出入サービスを行っているOOCLとSITCと合わせ、合計3船社による輸出入サービス体制がしかれることに関し、そのサービスを維持できる貨物量を確保する目算はあるのかとの御質問ですが、5年に一度、国土交通省が全国輸出入コンテナ貨物流動調査を実施しております。
昨年、釜石港で海上コンテナ輸出入サービスを展開する海外のコンテナ船社が2社にふえたことで、貿易選択肢の幅も広がり、また、今秋には、県下初のガントリークレーンが供用開始される予定にあるほか、釜石港と中国、韓国を直接結ぶ外貿コンテナ定期航路も開設される予定にあり、復興道路及び復興支援道路の整備と相まって、釜石港は岩手の国際物流拠点港としての素地が整いつつあります。
加えて、来年度には、韓国の有力船社南星海運株式会社による、釜石港発着、中国・韓国向け直行便である外貿コンテナ定期航路も開設される見通しとなっており、釜石港の国際流通拠点化に一層弾みがつくものと期待をしているところであります。